いじめログについて
「いじめログ」は、いじめの実態や事実を記録として残すためのサービスです。
「いじめログ」を始めたきっかけは、少しでもいじめが減り、いじめで苦しむ人の助けになればという想いから始めました。
私自身、小学校4〜5年にかけていじめを受け、親に相談し、転校を余儀なくされました。
その記憶と感情はその後の私に大きく影響を与え、転校後の小学校ではいじめられたくない一心で、いじめる側に回りました。
実際、同じグループの友達(今となっては友達と呼べるかは不明ですが)と1人の同級生の態度や行動が気に食わないという話になり、私が実行役としてその同級生にちょっかいを出し、返り討ちにあうということがありました。
今となっては、返り討ちにしてくれて良かったと思っています。
もしそのちょっかいがうまくいっていたら、もっといじめはエスカレートしていたはずですから。
それ以来、その同級生へのいじめはなくなりましたが、今考えると本当にいじめる側に回ろうと思ったことを後悔しています。
自分がやられて嫌なことは、人にやるべきではない。
当たり前のことですが、その時の自分は心が弱く、保身のためにいじめる側に回ろうと思ってしまいました。
2021年のデータによると、いじめの認知件数は約61万件、警察に通報や相談のあった件数は約1,300件とのことです。
いじめと認知されていない件数を含めるともっと件数は増えると思います。
いじめを受けていることを誰かに相談したり、助けを求めたりすることはとても勇気のいることです。
相談や助けを求めたことが加害者に知られたら、より悪質ないじめを受ける可能性があるためです。
また、「親に心配をかけたくない。」「誰かに知られるのが恥ずかしい。」「先生には相談できない。」などの感情から、相談や助けを求められないといったこともあると思います。
そこで、まずはいじめがあったという実態と事実を記録として残しておくことを第一歩にしてもらい、少しでも心の支えになればと考えています。
あなたがいじめを受けて、苦しんでいることを知っている人がいるんだよと。
現在はサービスを始めたばかりなので、いじめをなくしたり、やめさせたりすることはできませんが、今後いじめを減らしたり、止めることができるサービスにできればと考えています。
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